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カンボジア国営テレビ
堺を取材

南宗寺で 「茶の心」 を取材するケム・グナワッド会長(右前列中央)ら
南宗寺で 「茶の心」 を取材するケム・グナワッド会長(右前列中央)ら
 9月市内各所で開催される 「堺・アセアンウィーク」 に先立ち、 カンボジアから国営テレビ (同国情報省直轄・TVK) ら取材団が堺を訪れた。
  ケム・グナワッド国営テレビ会長、 ベイ・アティヤ同プロデューサー、 ロス・ヨキン同カメラマンとレスメイ・カンプチュア新聞のレアン・ドゥルック記者が6月28日から7月5日まで、 堺の文化、 歴史、 産業、 観光など幅広く取材した。
  5月に堺国際交流協会の加藤均理事長と、 堺市アセアン交流推進室の久保浩二室長らが 「堺・アセアンウィーク」 に対する協力要請のため、 カンボジアを訪れた折、 ケム会長より、 アセアンウィーク開催前に、 事前取材の申し入れがあり、 今回の来堺につながった。
  取材団は、 木原敬介堺市長へのインタビューをはじめ、 仁徳天皇陵、 茶室伸庵、 南宗寺での座禅、 伝統産業の線香づくり、 堺刃物の古式鍛錬、 市立錦西小学校の鍛冶屋クラブ (児童が堺打刃物づくりを体験する) や、 観光クルーズに乗船し内川・土居川を渡りながら町並みを取材するなど精力的な取材・交流活動を行った。
  木原敬介堺市長は 「カンボジアのテレビ、 新聞で堺を広く紹介していただくことで相互の交流関係が強まることを期待しています」 と話した。
  ケム・グナワッド会長は 「今回の取材で違った文化や習慣に触れ、 多くのことを学ぶことができた。 カメラと私の心の中に記録した堺をカンボジアに伝えたい」 と滞在の感想を述べた。
カンボジアの大手新聞レスメイ・カンプチュアに堺のまちや文化、 カンボジアとの歴史的関係などが紹介された。
カンボジアの大手新聞レスメイ・カンプチュアに堺のまちや文化、 カンボジアとの歴史的関係などが紹介された。




「堺LRTの早期実現をめざす会」 設立

 LRT整備の早期実現を目指す、 7団体が中心となり 「堺LRTの早期実現をめざす会」 が設立された。 今後、堺におけるLRTの必要性などを市民と共に考える。
  発起団体は、 堺商工会議所、 堺市商店連合会、 堺高石青年会議所、 堺のチンチン電車を愛する会、 NPO法人 自由都市堺・町衆会議、 NPO法人 堺エコネットワーク協議会、 都市創生ネットワーク@関西。
  7月23日、 堺市総合福祉会館で開かれた設立総会では、 発起人を代表して、 堺のチンチン電車を愛する会・福井隆一郎副会長が 「まちの活性化のため、 早期のLRT計画の実現を願いっています」 と発足の挨拶を行った。 また山根正則氏 (HP 「路面電車を考える館」 運営者) による講演が行われた。
多くの賛同者が集まった設立総
多くの賛同者が集まった設立総




他市からの
行政視察

7月7日 広島市 1人
・環境モデル都市 「クールシティ・堺」 の取り組みについて
7月7日 宮城県遠田郡美里町
  6人
・子育て支援事業の取り組みと効果について
7月15日 福井市 3人
・住宅用太陽光発電助成制度について
・学校における太陽光発電の利用について
7月15日 寝屋川市 6人
・自転車を活用したまちづくりについて


大阪労災病院
形成外科を新設

 質の高い医療で高い評価を得ている大阪労災病院 (山田義夫院長・堺市北区長曽根町) では、 4月に形成外科を新設した。 形成外科医の常勤する病院は非常に少なく、 堺・南大阪の新たな医療拠点の充実に期待の声が寄せられている。
  体表の異常を疾患する形成外科では、 皮膚皮下腫瘍、 外傷、 熱傷、 下肢静脈瘤、 顔面骨骨折、 顔面神経麻痺、 眼瞼下垂症、 癌切除後変形などの体表の異常を対象疾患とする。 さらに外科系各科との共同手術でも力を発揮するという。
  久保盾貴 形成外科部長は 「私の専門は再建外科ですが、 幸運にも形成外科領域の疾患がすべて集まる阪大病院に10年以上勤めましたので、 先天奇形や外傷、 皮膚腫瘍など形成外科疾患全般を扱うことができます。 また2年間ハーバード大学形成外科におりましたので、 そこでは主に美容外科と乳房再建を勉強しました。 美容外科は今のところ大阪労災病院では行う予定はありませんが、 その知識と技を再建外科などに応用できればと思っております」 と語った。



S―Cube〈時代と共に歩む企業 〉
「人を喜ばせたり、 驚かせたりできるシステム」 を
心の通う技術を提供

株式会社プラネット 
株式会社ワイズ・ラブ 
代表取締役内橋義人氏

事業内容
 ユビキタスネットワーク環境がめまぐるしく進化する中、 培った様々な技術を融合したユニークで新しいシステムの開発・提供。
○ICタグソリューション
  同社が長年取り組んできた繊維業界向けの、 無線ICタグを用いた生地検索・在庫など管理システムの提供
○組込システム開発
  各種マイコン制御システム、 専用OS、 各種ツールなどの開発
○WEBシステム環境の構築 データベース連動WEBアプリケーション・携帯電話用サイトなどの開発・運用、 クライアント/サーバー型業務システムとWEBシステムの連携

今後の展望
 受託システム開発中心から、 独自の商品開発を進めるためS―Cubeに入居。
  府大の航空宇宙工学科、 堺工業技術研究所、 南大阪地域大学コンソーシアムなどとの開発協力の体制を確立。
  やさしさや暖かさを大切に、 機械だけを一人歩きさせるのではなく、 「便利さ」 が 「心」 とうまく繋がるようなシステムを情熱を持って開発していきたい。

会社概要
株式会社ワイズ・ラブ
代表取締役 内橋義人
本社 堺市北区長曽根町
130―42
さかい新事業創造センター (S―CUBE) 212
TEL 
072―254―5109
FAX 
072―254―5209
http://www.yslab.co.jp/
創 立 1995年
資本金 1000万円
従業員 16名

YasBee~(屋内自律飛行船ロボット) による倉庫での IC タグ読取イメージ
S―CUBEでビジネスの成功を入居者募集中
  TEL 072―240―3775
  http://www.s-cube.biz