「堺刃物」の魅力を発信

第27回 堺刃物まつり

 今年で27回目を迎える「堺刃物まつり」は、堺の伝統産業である「堺刃物」の価値観を高め、さらなる普及促進を図ることを目的に、堺市産業振興センターで2月8日(土)・9日(日)の両日とも午前10時から午後4時に開催される。
  今回も、古式鍛錬(火づくり)の実演(手作業による包丁の鍛造)の他、刃物製造工程の実演(銘切り、包丁の柄付け、木柄の口金入れ等)、堺刃物の展示・即売(包丁、生け花・園芸用ハサミなど)をはじめ、刃物のクリニック(包丁やハサミの研ぎ直し・有料)、まぐろの解体・即売(9日のみ)、中華料理研究家・程一彦さんのトークショー、リンゴの皮むき・えんぴつ削り大会、クイズラリー、似顔絵コーナー(有料)、とれとれ市(新鮮な魚介類と野菜等の販売)、堺などの特産品即売コーナー、そば打ち実演販売、大阪府立堺工科高校の生徒の鍛造作品の展示、堺市立錦西小学校金属アートクラブ・かじやクラブの作品展示など、刃物に関する魅力あるイベントを中心に、各種催し物がおこなわれる。
  入場無料。主催は、堺刃物まつり実行委員会、協賛は、南海電気鉄道株式会社、阪堺電気軌道株式会社、大阪府都市開発株式会社。

お問い合わせ
堺刃物商工業協同組合連合会
電 話
072―233―0118
FAX
072―238―8906

古式鍛錬の実演
古式鍛錬の実演




堺市書道連盟

平成25年度展覧会受賞者

 日本の伝統文化のひとつ「書道」の普及と指導に務め、海外の学生への指導など国際的な活動も続ける特定非営利活動法人 堺市書道連盟(田端芝蘭 代表理事)会員の各種展覧会入賞者は次のとおり。

第67回日本書芸院展
辻本史邑賞 副島 
特別賞 松木 智泉
  前田 珠杏
準特別賞 一幡 筌恵
特選 神田 里奏
  住谷 幸紀
  渡邊 郁真
一科員推薦賞 長船 京佳
  酒井 冬石
  早稲田美香
二科員推薦賞 立田 香霞

第37回由源全国書道展
八尾市長賞 酒井 冬石
鵬賞 柿本 浩秀
吹田市議会議長賞 神田 里奏
尼崎市長賞 住谷 幸紀
努力賞 久保 聖翠
  西岡 志容
  早稲田美香
第59回全関西美術展
日本書芸院賞 入選
  玉置 洸佳
  大西沙也加
  仲林 紅範
  本田 古耕
  和喜田恵洸
第30回読売書法展
秀逸 玉置 洸佳
入選 一幡 
  上田 風花
  平野 伊水
秀逸 酒井 冬石
入選 木山 游苑
  住谷 幸紀
  和喜田恵洸
第65回堺市展
入選 大代 香園
  門磨 紅昌
  酒井 冬石
  竹内 彩雲
  納谷 笙楓
  平野 伊水
田端芝蘭代表理事の作品
田端芝蘭代表理事の作品

“ひょうたん池(大浜公園)”
堺 町並み スケッチ(168)
野 村 亜紀子 

“ひょうたん池(大浜公園)”
野 村 亜紀子

 40年近く通っていながら大浜公園全体を見ていない。この寒い日に知りたい気持ちに押されて出かけました。東正面入口から乙姫橋の下をくぐり体育館に行く、四季折々の花や紅葉を楽しみながら。
  東南方面に行くと「ひょうたん池」があった。
  小学生の少年達がザリガニ採りをした場所。今はこんなに整備されていますが当時は、柵など無く池の中まで入り遊んでいたのでしょう。喜々として遊んでいる姿を見ていない、今思えば子どもの成長を見る機会だったのに悔やまれる。池の横、松林の松は小さいながらも形が良く、10年20年後はどんなに素敵な景色となるのか楽しみですが、見れるかな。
  小高い丘には大きなユーカリの木立、色と形が外国の様で面白い。平坦で無い地形のこの公園は、場所により目線が変わり景色が変わる。歩くほどに身体が温まり、一人のぶらぶら歩きは、目新しい風景との出会いと、高い空と冷たい空気に包まれ身も心も癒されて、元気でいられることに改めて感謝しつつ、幸せと満足感と共に家路につきました。


2月 議会日程

13日(木)10時 議会運営委員会
17日(月)10時 本会議
18日(火)10時 議会運営委員会
24日(月)10時 本会議
25日(火)・26日(水)10時 本会議

傍聴などの問い合わせは堺市議会事務局議事課(228―7812)まで


第9回 堺っ子書道展

2月22日(土)〜26日(水)
堺市役所本館1階
エントランスホール
22日、午後2時から入賞者の表彰式が同所で行われる。
主催 特定非営利活動法人
    堺国際交流協会
共催 堺市・堺市教育委員会

堺市博物館

古文書講習会
  初めて古文書に接する18歳以上の方を対象に、近世の古文書の読解と解釈の講座を開催。歴史に親しみながら堺市域に関する史料等について理解を深めていただくことを目的に開催される。堺に関連した平易な古文書(コピー)等を教材に、古文書読解の基礎を学べる機会となっている。
  2月22日(土)・23日(日)、両日とも10時〜12時、13時〜15時
※全日程(両日とも午前と午後の計4コマ)参加が受講条件です。
講師 堺女子短期大学名誉教授 淺井允晶氏
受講料 教材費(資料代・実費)500円
定員 40名
申込方法 往復はがきで、住所・氏名・電話番号を明記の上、
〒590―0802
堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
大仙公園内
堺市博物館 古文書講習会係まで。(2月14日必着)
応募多数の場合は抽選。
問い合わせは同館(072―245―6201)まで。


講演会
「7カ国語で話そう」

 (一財)言語交流研究所ヒッポファミリークラブが主催する講演会『「7カ国語で話そう」英語を始める前に、知ってほしいこと(もうすでに、始めている人も)』(後援 堺市・堺市教育委員会・堺市PTA協議会・堺市医師会・堺商工会議所)が開催される。
  ヒッポファミリークラブでは自然習得とは何かという問いを発しながら多言語活動に携わって32年、多言語だからこそ話せる、わかる、育つ、ことばを話す楽しさなどを、長年の研究、実践から見つけてきた。当日は講演だけでなく、こんな風にことばを話したい、プロセスを楽しみたいなどの意見を交換しながら、ことばが育つ環境について考える機会となる。赤ちゃん連れ、ご家族で、社会人の方、どなたでも参加できる。参加無料・託児あり(要申し込み)。
日程
2月16日14時〜16時
  堺市民会館
3月2日14時〜16時  堺市立東文化会館
3月9日14時〜16時  堺市産業振興センター
申し込みは、HP(検索「ヒッポ」)、フリーダイヤル(0120―557―761・平日9時〜17時30分)随時受付。


投稿 本屋のおやじのひとりごと 其の九

昭和六十三年の日記

 この原稿を書き始めた時、たまたま横にあった昔から書き留めていた日記を整理していたら、次のような内容が見つかった。偶然にも今回書きたいと思った内容そのものだった。

 「伝承は途絶え、日本人の心は朽ち果てたのか」
  元来日本は儒教の教えの影響が強く、共に学び、共に苦しみ、共に助け合う生活の中で、徳を積む風習があった。
  戦後、その国民性警戒感を持ったアメリカは、旧来の国民性を打破するために、アメとムチで行政を改革し始めた。
  経済、金融の面まで強権を発電し日本人の心を変えてしまった。
  経済の発展と共にIT及び精密機械の急激な進歩で、生活が豊かになるにつれて自信過剰になり、努力したり、協調する事が疎かになり、外観的見地から見て自己中心的になってきたと思っていたが、昨今の脳医学界の専門家からゲーム機・携帯電話・テレビ等、過度の利用による人間性脳の衰退、若年性痴呆性が証明され、段々と増加していることについて警戒が出されている。
  ただ単なる教育改革や、しつけ教育でこと足る段階では無くなっている。若年性痴呆や、犯罪の原因を究明し、国・行政の政策を早急に打ち出さなければ、将来の日本の展望は望めないだろう。(昭和六十三年)

 今日もこれと同じ意見を持ち、同じ内容の原稿を書くつもりであったので、日記の内容をそのまま記させて頂いた。行政や学校、お父さんお母さん、もたもたしている時ではありません。思い切った改革の時です。頑張りましょう。

まるよし書店
(堺区一条通9―22)
江副 良治